まな板には種多様なタイプの製品が販売されています。まな板は料理に必要不可欠なキッチン用品です。それぞれのタイプの特徴を知り、自分やキッチンなどと相性が良いものを選ぶことにより、使い勝手や作業効率が格段にアップするでしょう。今回はまな板の選び方のポイントについて紹介していきます。
まな板は、大きく分けると4つの素材が使われています。まな板の素材で、最もポピュラーなのが木でできたものです。木製のまな板には柔らかさがあり、食材を切った時に手首が受ける衝撃をやわらげてくれます。また、包丁が食い込むので、食材を切りやすいのも長所となります。
続いて紹介するのは、プラスチック製のものです。1000円以下と安価で購入できるので、現在主流となっています。プラスチックはカビに強いので、カビの発生や繁殖を抑える効果が期待できるでしょう。また、乾燥も早くメンテナンス性に優れているのも魅力的な部分です。
続いて紹介するのは、ゴム製のまな板です。ゴムの素材のものは、刃物による傷がつきにくく、まな板に雑菌が繁殖しにくいというメリットがあります。また、ゴムは弾力性にすぐれており、刃に負担がかかりにくく気軽に利用することもできます。
最後に紹介するのは、大理石でできたまな板です。耐酸性に優れているので、熱い食材をのせても変形したり、くっついたりすることもありません。他にも、耐久性や抗菌性に優れているのもメリットです。まな板を選ぶ時は、それぞれの素材の機能性をチェックしていくことが大切となります。
まな板と同じようなものに、カッティングボードというものがあります。これらはどちらも似ていますが、木の硬さに違いがあるのです。天然木といっても硬さやにおい、肌触り、色など、全くことなる特徴を持っています。包丁の特徴や、どのような食材を切るかなどによってピッタリの木を選んでいくことが大切です。
まな板を選ぶ時はサイズにも気を配るということが重要です。キッチンのスペースに合ったものを選ぶことで、使いやすくなるだけでなく、収納もしやすくなります。コンパクトサイズのモノはしまうのが便利ですが、ネギなどの長い食材を切りにくくなってしまうでしょう。対して大きすぎるまな板は乾燥させたり、収納したりなど、メンテナンス性に欠ける部分があります。作業スペースや収納スペースの長さを測ることにより、ピッタリのサイズのまな板を見つけることができます。